ganariyaの2020振り返り

はじめに

2020年が始まったと思ったらあっという間に年末を迎えてしまいました。

今年はいろいろな経験をさせていただいた一方、自分の反省も多くあります。

ganariyaの2020年について振り返ってみようと思います。


大学院

ganariyaは2020年4月に新しい大学院に入学しました。

新しい大学院に変更した理由ですが

  • もっと強いひとのなかで揉まれたい
  • やりたい研究テーマを扱っている研究室があったため
  • 前の研究室の環境が悪く、進学が自分だけだったため

などさまざまな理由がありました。

新しい研究室の先生は、非常に優しくただ研究に対しては厳しく指導してくださる先生でした。 夜遅くまで学生の面倒を見て、土日・祝日も家族の手伝いをしながら学生の論文を治すなど、 一人ひとりを共同研究者として向き合ってくれます。 こういう先生みたいな大人な人間になりたい、自分の幸せが他の人の幸せである、そういう人間を目指したいと思うようになりました。

今の研究室に来れて、自分の興味のある研究や、楽しく活動出来ていて嬉しいですね。


研究

www.iiia.csic.es

jssst2020.wordpress.com

今年はANTS2020という国際学会と、JSSST2020という国内学会で発表しました。

ANTSはFull Paperではなく2ページだけで残念な結果でしたが、初めて多言語の人の前で英語の発表できたのは嬉しかったです。(うまく質問に答えられなかった....)

ようやく現在社会的に意義がありそうな大学院の研究テーマが決まり、少しずつ前に進む事ができています。 本当に新しい研究テーマを見つけることに苦労して、なかなか大変だったのですが、決まってからはだいぶ早く研究が進んでいます。

修士課程のうちにもう1回ぐらい国際学会に通して、きちんと社会で役に立つような研究をしようと思います。


インターン

今年は多くの企業で短期・長期インターンをさせていただきました。

Reactでアクセシビリティの改善をしたり、広告を模した大量のクエリリクエストにどうサーバを落とさず処理し切るかのコードを書いたりしました。 また、現在はC#で部分的に機能の追加・バグの修正などをさせていただいております。

僕の実力よりも遥かに大きいチャンスと機会をいただくことができました。

今の研究室もそうですが、本当に良い環境・チャンスをいただいており、感謝がしてもし尽くせないですね....

まだまだ技術力不足です。 もっともっと技術力をつけて、エンジニアとしてこれまで頂いたご恩を

  • 仕事として社会に還元する
  • 勉強会・コミュニティのサポートをする
  • 学生エンジニアのサポートをする

など、これまでいただいてきた環境・チャンスを積極的に返していきたいです。


競技プログラミング

今年はかなり研究や授業が忙しくてあまり競技プログラミングが出来ませんでした。

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AtCoderのGanariyaのレーティング

AtCoderのレートも1800台で安定しており、なかなか黄色になることができていないです。 来年のうちに黄色になることを目指したいです。

また、生活習慣がむちゃくちゃ良くなったのでCodeforcesなど海外コンテストにリアルタイムに出れなかったのも痛いですね... バチャコンなどをして生活習慣を壊さない程度に、競プロの技術をつけていきたいです。

今年参加した大きなコンテストとしては

  • TopCoder Eastern Asia Regional 2020
  • ICPC 2020 (インターネット予選)

がありました。

来年はICPCのアジア横浜大会があるので、どんどん過去問を埋めていこうと思います。(自分が一番足を引っ張っているので...)


反省点

今年は様々な経験をさせていただいた一方、反省しないといけない点が多いです。

プロダクトをもっと作るべきだった

大学院の授業を今年ですべて取りきりたい、あとは面白い授業が多くて、調子に乗った結果大量の授業と課題で時間がむちゃくちゃ取られてしまいました。 また、研究もテーマ探しや論文読み、実験に論文書き、さまざまなことが押し寄せてきて時間が再び取られました。

その結果、今年はあまりモノを作る時間がなく、研究して授業して競プロしてインターンしてたら一年が終わってしまいました。

大学院生としては研究頑張ったのでとても良いと思うのですが(そのための院と研究室なので)、 もっと個人のプロダクト開発の時間を作れればよかったなと反省しています。

研究を午後3時位まで頑張って、あとの時間は課題や宿題、趣味の開発に充てる

これを来年はもっと意識しようと思います。

競プロの時間をあまり取れなかった

生活習慣がよくなったぶん、全然コンテストに出れませんでした。 午後10時には眠たくなるので、23:35~01:35のコンテスト、なかなか厳しいんですよね...

「来年は海外コンテストに出てくぞ!」とはなかなかならないのですが、 早い時間にコンテストがあればどんどん出たいですし、次の日の夜とかにバチャコンとかをして競プロのちからをつけていきたいです。 (最近衰えを感じているのもあります。)

並行して伸ばすべきだった

今年はほとんど研究に意識を取られていたせいか、技術を並行して伸ばすということがうまく出来ていませんでした。

慣れているコード・作業をするときは、型を導入したり、ショートカット覚えながらやったり、AWSで実験環境を動かしてみたりなど

もっとコンフォートゾーンの外側で作業をすべきでした。 これが一番の反省です。 これにつきます。


来年の目標

大目標

来年の大目標ですが、ギュッと絞ると以下になります。

  • 続深出挑戦する
  • 国際学会でFullPaperを通して発表する
  • 複数の技術を極めて人々に使ってもらえるプロダクトを作る

目指す習慣

それらを達成するための習慣ですが以下になります。

  • コンフォートゾーンの外に身を置く
  • 慣れていることに並列して新しいことをする
  • 手を動かしてアウトプットを7割にする
  • 最後までやり遂げる
  • 3回繰り返したら自動化する
  • 午後3時まで研究、その後課題や自分の好きな開発

最後に

いろいろなことがあった2020年でした。

コロナのせいで、あまり人と会うことが出来ず、かなり辛い一年だったようにも思えます。

そのぶん、来年はもっともっと人と関わって楽しみながら開発をしていきたいです。

  • 技術力を伸ばす
  • プロダクトを作る
  • 研究で国際学会通す

これらを目指して、来年をより良いものにしていきます。
ganariyaでした!